プログラマが独立した時に感じる理想と現実のギャップには、プログラミングの仕事に費やせる時間がある。
プログラミングに打ち込めると思って独立したにも関わらず、プログラミング以外の仕事が意外に多いことに気付かされることになる。
具体的には、金銭関係のことや営業関係のことなどである。
金銭関係一つをとっても、経理の帳簿をつけることから、確定申告などの税務関係、資金調達まですべて自分一人で行なわなければならない。
もし、経理や税金の知識などがなければ、知識を得るために勉強しなければならず、ますますプログラミングの時間が削られてしまうことになる。
営業に関しても、これまでは所属していた会社の営業の人が仕事を取ってきてくれていたが、独立すれば自分で営業をして、仕事を獲得しなければならない。
独立にはこのような問題があるが、解決方法がないわけではない。
この問題の解決方法はプログラミング以外のことを行なってくれる人やサービスを探すことである。
税務関係のことであれば、最近では経理のクラウドサービスなどもあるし、税理士に依頼してしまうこともできるだろう。
営業についても、自分で営業するのが難しいのなら、営業ができる人にお願いしたり、エージェントのサービスを利用するといった方法もある。
特に独立した最初のうちは、相場となる価格を知らないために安く契約してしまうというミスを犯しがちなため、経験者などに聞いて相場を知る努力を払ったり、価格交渉をプロに頼んだりすることが重要である。
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